■ 企画展・イベント

お知らせ

 

【与謝野晶子記念館】展示替えを行いました。

 与謝野晶子記念館では、1015日に展示替えを行いました。

112日より開催予定の企画展「「源氏物語」を解き明かす晶子」に関係がある

月見と琵琶湖をイメージした歌を新しく展示しています。

 

 

 

『源氏物語』の作者、紫式部は琵琶湖に臨む「石山寺」で月見をしている最中に

源氏物語の着想を得たという伝承があり、晶子の作品『新訳源氏物語』の装幀も

このエピソードをモチーフにしたものとなっております。

 

大正13年に晶子も紫式部の故事を意識してか

琵琶湖で月見をしており、その際に詠んだとされる以下の歌を展示しています。

 

「山はやく月をかくせば大空へ ひかりを放つ琵琶の湖  晶子」

「湖水より夜霧ほのかに上りきて 二更を過ぎぬ観月の台 晶子」

 

この機会にぜひご覧ください。