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木村嘉子展-色彩表現の探求“生きることは変化すること”

開催日: 2021年6月26日 - 2021年7月25日カテゴリー:

 

 

  堺市×大阪府 所蔵美術作品展 

木村嘉子展-色彩表現の探求“生きることは変化すること”

 

 

 

 

チラシのPDFはこちらから

 

木村嘉子は、1933年大阪府高槻市に生まれ、京都市立美術大学(現在の京都市立芸術大学)西洋画科で油彩を学びました。卒業後は前衛的な美術団体であったパンリアル美術協会に洋画家として初めて参加し、作風は具象から抽象へと変化しました。そして手形の作品や丸の作品シリーズ、マジックインクによる線描作品を経て、1973年には、版画技法の一つである「NECOプリント」の作品へと展開していきました。写真画像を拡大印刷する「NECOプリント」は、それまで屋外広告などには使用されていましたが、絵画制作に応用するのは日本で初めての試みでした。それらの作品には、真に現代的なイメージを発掘しようと探求を続けてきた、木村嘉子独自の表現世界を見ることができます。

本展では、大阪府所蔵の抽象絵画や堺市所蔵の版画など様々な技法を通して創作の幅を広げてきた木村嘉子の画業の軌跡をご紹介します。描くことへの純粋な喜びにあふれた多彩な作品をご覧ください。

 

〇ご鑑賞のポイント
展示作品を通して「抽象絵画とは何か」について、入門編として解説いたします。
初めて抽象絵画に触れる方やお子さまもご一緒にお楽しみいただけます。

 

会期:令和3年6月26日(土)~7月25日(日)※休館日:7月20日(火)
開館時間:午前9時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
観覧料:大人(大学生含む)300円、高校生200円、小中学生100円
   
  ※「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」の観覧券でご覧いただけます。 
        ※障害のある方と介助者(受付時に障害者手帳等をご提示ください。)、堺市内在学の小中学生と
     引率教職員、未就学児は無料です。 

 

主催:堺市
共催:さかい利晶の杜
協力:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
後援:大阪府、堺市教育委員会